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  • 古典・現代文を解りやすく解説してしまう、少し変なサイト

    ~ボツヂル古文・漢文・現代文~

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    形容詞と形容動詞

     




    形容詞と形容動詞は、ポイントさえ押えればカンタンだ。

    よく、「く・から・く・かり・し・き・・・」と暗記させる教師・講師がいるけど、

    ナンセンスだよ、その覚え方は。

    「く・く・し・き・けれ・○」 と 「から・かり・○ / かる・○・かれ」と、

    2通りに分けて覚えなければ実戦で使えない。

    実戦で使えないものは、役にたたない。

    で、形容詞の活用が なぜ2通りあるのか、皆 説明できるかな?

    たとえば、「ありがたきもの」 と 「ありがたかりけり」 の違いだ。

    これがテストにでる。

    見分け方はカンタン。下に助動詞が付いていれば 「カリ系」になる。

    「ありがたかりけり」 は、下に「けり」という助動詞が付いているから、

    「ありがたかりけり」になるだけだ。


    もうひとつのポイントは、「~を~み」の訳し方。

    これも覚えてしまえばカンタンだ。

    「~が、~なので」と訳す。

    「山を高み・・・」 は 「山が高いので」となるわけだ。


    1168775747621.jpg


    形容動詞もカンタンだ。

    「なら・なり・に・なり・・・」なんてバカな覚え方は捨ててしまおう。

    「なら・に・なり / なる・なれ・なれ」 と活用するんだぜ。

    連用形が「なり」になるのは、下に助動詞が付く時だけ。


    形容動詞は、「意味」を問われることが多いので、テキストに出てくるものは、みんな覚えてしまおう。

    現段階で、その程度の量が覚えれないと、古文を読むことはおろか、入試でもクジけるぞ。


    1166446525078.jpg


    がんばれよ。


     
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    文法 | コメント(1) | 2007/06/12(Tue) 12:36:24

    土佐日記・帰郷

      
    060120_002387_1.jpg

    ピンポイントでいく。

    「家に預けたりつる人の心も、荒れたるなりけり」
    (家だけではなく)家を預けておいた人の心も、あれはてていたんだなあ。

    古典の訳は、すこし変に感じても、文法を意識して訳すほうがいい。
    特に初学者は、意訳をさけたほうがいい。

    「中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり」
    仕切りの塀はあるが、ひとつの家のようなものだから(と言って)、(お隣さんが)望んで預かっていたのだ。

    「今宵、かかること と声高(こわだか)に、ものも言わせず」
    (出張先から帰ってきた)今晩、こんなこと(に出くわす)なんて(あんまりじゃないか)、と(従者に)大声で文句を言わせたりもしない。

    061210_003664_2.jpg

    ここらへんが、特に分かりづらい箇所だろう。
    貴族は基本的に、マネージャーや衣装係や、その他の係と共に行動する。
    貫之も、団体で旅をしてきたわけだ。
    従者のなかには、乳兄弟とかで、親友のような間柄もあったりする。

    彼らは、口々に「あ~ヒドイ」とか言っている。その中のひとりがキレて、「近所にも聞こえるように、わざと大声で文句を言ってやりますよ」などと言い出したのかも知れない。
    「よせよ、お隣さんは確かに薄情なヤツだが、家の管理を頼んだんだから、礼はしようと思っている・・・」
    貫之は、怒りや落胆を胸にしまった。
    2月の、月が明るい夜だった。

    061210_003664_1.jpg

    必ず問われるのが「中垣こそあれ、~」の文法だ。

    「係り結び」の「結び」は、文の終わりという意味。
    ところが、そこで文が終わらず、続いていくパターンがある。
    これを「係り結びの流れ」という。

    めんどうな事はない。
    「こそ~已然形」で文が終わっていなければ、「逆説的に訳す」だけの話だ。
    中垣があるからこそ、ではなく
    中垣があるのだが、となるわけだ。

    以下、つづく・・・

      
    日記文学・平安 | コメント(1) | 2007/06/04(Mon) 17:43:24

    動詞の活用・古文単語のポイント 1

     
    1176719032740.jpg


    高1の一次考査の古文問題は、お決まりのパターンが多い。

    本当に大事なことは「テストに出ない」 ( ̄_ ̄;) 」

    「古今集」の編集長・紀貫之の業績は前に書いたけど、

    次を受け継ぐのが藤原定家(ふじわらのさだいえ)だが、

    この人は「新古今集」の編集長で、やはり日本語の恩人と言える。

    仮名づかいは時代や人によって、まちまちなのに、教科書の表記は ある決まりがあるだろ。

    あれは、藤原定家が示した、いわゆる「定家仮名遣い」を仕立て直した

    契沖(江戸の国学者)の仮名づかいなんだ。

    貫之と定家の2人がいなかったら、

    明治維新のとき、新日本語は「英語」になっていた確率が少なからずある(ホントの話だぞ)!

    もちろん、こんなことは「テストに出ない」。(知らない国語教師すらいるからにぃ)


    1177665214460.jpg


    で、高1の一次考査で問われるのは

    1・古典文法・動詞

    2・古文単語・古今異義語

    3・教科書の作品(説話が多い)

    なんていうレベルに落ち着いている。ポイントをあげていこう。


    1・活用を覚えるのは、特殊な変格活用からやったほうが頭に入りやすい。

    カ変・ナ変を、まっ先に覚えよう。3つだけだ。

    サ変は複合動詞になる事が多い。恋愛す・勉強す・挫折す・みたいなカンジだ。


    上一段は、「ヒヰキニミル」とか「キミニイヰヒ」で暗記、わかるよね。

    上二段は、「老ゆ」「悔ゆ」「報ゆ」の3語がテストで問われるぞ。

    どれも「ヤ行」で活用だから、「やいゆえよ」だぞ。「やゐゆゑよ」と間違うヤツが多い。


    下一段、「蹴る」一語。「け・け・ける・ける・けれ・けよ」と声に出して体で覚える。

    下二段で出るのが、語幹のない「得」「寝」「経」(う・ぬ・ふ)

    余力があれば、「植う・飢う・据う」の3語も覚える。こっちは「ワ行」で「わゐうゑを」だぞ。

    四段は、いちいち覚えなくても感覚で分かる。

    1176554784024.jpg


    2・古文単語は古今異義語になっているものと、現代語には無いものが出る。

    「おどろく・ののしる・なかなか・やがてetc.」 

    現時点では、教科書で使われている意味だけを暗記すればいい。


    3・教科書の作品

    全訳を覚えようとしても、文法知識が限られているから、現時点では不可能だろう。

    ピンスポット的に覚えた方がいい。

    「児のそら寝」なら、「待ちけるかともぞ」と「な 起こし奉りそ」が必ずといっていいほど出る。

    「も・ぞ」・・・「すると困る」

    「な~そ」・・・「~するな」

    模試やセンターでもよく出るポイントだ。

     
    文法 | コメント(0) | 2007/05/31(Thu) 16:37:34

    『更級日記』

      

    220142_1178979024.jpg

    (菅原孝標女を演じるなら黒川芽衣かな)


    「更級日記」は、源氏物語に憧れ続けた少女時代から、夫と死別して尼生活を送る40年間のことを

    回想して書いた、美しい作品だ。

    大学生の時、「更級日記」を講義していた教授が、いつもこの本を懐に抱きしめるようにして

    歩いておられたが、その気持ちはよくわかる。

    平安文学を読んだ中で、一番いとおしい気持ちにさせてくれたのは、この作品かも知れない。


    登場人物は「母なる人」とか「姉なる人」といったように固有名詞をさけて表される。

    日常生活の中に、夢や幻が、美しく・はかなく交錯していく文学少女日記だ。

    ひとつ忘れてはならないこと(テストには何故か出ない)は、「更級日記」の成立年代と、

    仏教でいう「末法到来」が重なっているということだが、

    この話は長くなるので、後に譲る。


    220142_1178979472.jpg


    さて、作者が念願の「源氏物語」を手に入れる件( くだり )は、いつ読んでもすばらしい。

    「源氏の50余巻、ひつに入りながら・・・得てかへるここちのうれしさぞ、いみじきや。

    はしるはしる、わずかに見つつ、心も得ず心もとなく思ふ源氏を、一の巻よりして、

    人もまじらず、几張のうちに打ち伏して、ひき出つつ見るここち、后の位も何かはせむ」

    スピード感のある名文なので、暗誦することを薦める。意味は、ふたとおり考えられる。

    「源氏物語五十四帖、櫃に入ったままそっくり・・・手に入れて帰るときの嬉しさは、

    たいへんなものだった。

    (今までは) 飛び飛びに、読み読み (笑)して、話の筋も納得いかず、

    じれったく思っていた源氏を、第一巻から

    たった一人で、几張の中で寝転んで、櫃から取り出しながら読む心地は、

    皇后の気持ちも何するものぞだ」

    あるいは

    「・・・はやる心で、ちらちら見ながら・・・(はしるはしる、わずかに見つつ)のところだぞ。」


    面白いことに、この文学少女は「夕顔」や「浮き舟の女君」がお気に入りだ。

    源氏に登場する女性の中でも、特に薄幸な、この二人のようになりたい、みたいなことを すぐあとに書いている。

    今風に言えば、

    「出生の秘密があって、難病にかかっていて、結ばれざる人に恋している大映ドラマのような

    ヒロインになりたい」というわけだ。

    天皇の后よりも悲劇のヒロインを選ぶのが作者・菅原孝標女(たかすえのむすめ)らしい。

    ただし、末摘花(すえつむはな・ブスだったんです><;)を出さないところなどは、しっかり少女してい

    る。


    220142_1178629488.jpg

    (姉妹で大切にしていたネコ殿は、屋敷とともに夜の火事で亡くなってしまうんだ。

    全体に末法の無常観が流れる傑作文学だ)


    源氏を手に入れた時、彼女は、夢に出てきた黄色い袈裟を着た僧侶に

    「そんなものを読んでいないで、女人成仏を説いた法華経巻きの五を読みなさい」

    と諭されるが、物語に夢中になって従わなかった。

    彼女は「いと、はかなく、あさまし」 (とっても他愛もなく、あきれ果てた少女時代だった)と回想して

    この章の締めくくりにしている。


    ////////////////////////////////////////////////////////////////////////
    日記文学・平安 | コメント(0) | 2007/05/25(Fri) 17:12:27

    「項羽の最後」・項羽本紀 『史記』より 2

    gekko.jpg


    さて、垓下に立てこもった項羽たちは、周囲を漢軍と諸侯の軍に取り囲まれている。

    前方の韓信の30万軍をはじめ、中央には劉邦の軍がいて、どうにもならない。

    夜、四方を囲む漢軍の陣営から歌声が聞こえてきた。

    漢の国の軍隊なのに、みな楚の国の歌を歌っている。

    これは、項羽の国である「楚」の国の人間の多くが寝返って漢軍についたことを意味する。

    「四面楚歌」を聴き、項羽は敗北を意識した。

    これも張良の戦略と言われている。


    その夜、項羽は、最後の酒盛りで、

    愛馬「騅(すい)」と、愛人「虞(ぐ)」にエレジー(哀歌)を捧げたあと、

    暗闇の中、包囲網を突き破って馬で駆ける。

    従ったのは800騎の兵たち。


    進路を東にとり、東城についた。

    追っ手と戦って騎兵は減り、

    この時すでに、28騎しか残っていなかった。

    追っ手の漢軍は、数千騎。

    川の渡し場に船を用意している者がいた。

    「どうか大王様、急いでお渡りください。いま、私だけが船を持っています。

    漢軍がやって来ても、渡る方法はありません。」

    項羽は、笑って答えた。

    「天が私を滅ぼそうとしているのに、どうしてそれに逆らって渡ろうか。」

    項羽は、その男に愛馬を託すと、兵を下馬させ短剣での接近戦をさせた。


    hien.jpg


    項羽ひとりで、数百人を仕留めたが、自らも十数ヶ所の傷をおった。

    振り返ると、敵の騎兵隊長の呂馬童(りょばどう)がいた。

    「おまえは、私の幼なじみではないか!」

    呂馬童は顔をそむけると、

    「ここに項羽がいたぞ。」と傍らに告げた。

    項羽は観念した。

    「私の首には、莫大な賞金がかかっているそうだな。

    おまえに、恩恵を施してやろう。」

    そう言うと、項羽は自ら首をかき切って、自決した。


    教科書の文は、ここで終わっていると思うが、その続きはこうだ。

    漢軍の騎馬兵たちは、項羽の死体に群がり、亡骸の奪いあいをする。

    同士討ちで十数人の死者がでた。

    項羽の亡骸は、5つに引き裂かれ、それを手にした呂馬童たち5人は、

    「楚」の国を5分割して与えられ、諸侯になった。

    5つの肢体を合わせると、項羽のそれに間違いなかった。


    ・・・これが司馬遷の『史記』の記述だ。

    すごいだろう。


    raiden.jpg


    *句法のポイント*

    1・「我なんぞ渡ることをなさん」 どうして江を渡ろうか・反語

    2・「縦ひ彼言はずとも、籍 独り心に愧ぢざらんや」 

    もし彼らが口にしなくても、どうして私は心に恥じずにいられようか・仮定+反語

    3・「すなわち騎をして、皆馬を下りて歩行せしめ」

    そこで、騎兵を皆、馬から下りてあるかせ・使役

    *使役はテストで特に狙われる。送り仮名は、必ず「~しめ」とか「~しむ」にしないと点にならないので注意だ。


    ///////////////////////////////////////////////////////////////////////
    中国の思想・歴史書 | コメント(0) | 2007/05/25(Fri) 17:10:50
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